久々に。
長女の中学校卒業式の日。
昨夜から コサージュだの、花束だの、わんさかつくっていて、ゆっくりと息つく間もなく今朝をむかえたから、何だか気持ちが落ち着かない。
おまけに今日はとっても寒くって、胃もきりきりと痛む。
式は滞りなく進んだのだけれど、卒業生の歌で ぐっとこみあげてきて涙ぐんでしまった。
小学生の合唱指導は本当に楽しくて 大好きな仕事だったけど、やっぱり中学生のどっしりとした厚みのある合唱にはやられてしまった。
音楽にのせて、いろんな想いが次々に溢れてきて、
あぁ、反抗して大変だったなぁ。とか、
ふっとどこかに出て行ってしまって、ずいぶん心配したなぁ。とか、
頭をよぎるのは、困ったことだらけで。
学校での先生や友達の評価が いい子すぎて、きっと本人も 自分で自分のバランスをとるのが 本当に苦しい時期があったのだろうと思う。
最後の通知表の間に娘からの手紙。
「お父さん、お母さんへ」
私へのかなりの悪口てんこ盛りのなか(笑)、
いろいろ注意したり、叱ってくれて、ありがとう。
精神的に強くなってきたのも、いろいろ考えれる自分になれたのも、お母さんのおかげ。
話聞いてあげるから話してごらん、と言ってくれて、本当はものすごくうれしかったんだよ。
などなど。
今まで一生懸命に体当たりで向かい合ってきた甲斐があった、これでよかったんだ、という想いでいっぱいになって、娘に「ありがとうね。」と、素直に言えた自分にも少々驚いたのだけど。
うれしそうにはにかむ娘の笑顔は、この先ずっと忘れないと思う。
おめでとう、ゆうか !
3月8日 よく晴れた日。気持ちも穏やか。