こころにきざむ日

今日は、長女の第1志望大学の合格発表当日。

早朝仕入れ日のため早くから家を出て、市場までの道のりを、けっこう長い距離なんだけれど、

願掛けしながら車を走らせた。

あの信号が青の間に通り抜けられたら合格する!   なーんて とても子どもじみたやり方で。

家族は、事故しなくてよかったねー。と、呆れていたけれど。



気になって、気になって仕方なく、大学のHPで一生懸命探しても見つからず、

どこ?どこ?とやっていたら、

あっさりと探しあてた娘から、ママ!受かったよー!!との電話。


大声でよかったねー!!!!!と思わず叫んでしまった。

ママ、いい結婚記念日になってよかったね。と言われ、はたと気がつく。


忘れてた!

今日は、私たち夫婦の20回目の結婚記念日。

毎年すっかり忘れて 当日夫に言われて気がつく有様なんだけど、今回のこの日は忘れないと思う。


3年間 勉強ばかりの毎日、本当によく頑張ったね。

家族と離れて いろいろ経験して、ひとまわりも ふたまわりも大きく成長するんだろうな。



そんな中、今朝1通のメールが届いていました。

先週末の ひなまつりのブーケのご注文下さったお客さまから。


今朝、花瓶のお水を替えながら、お花と娘を重ねていました。

大きくてもいい。
小さくてもいい。
どんな色でもいい。

自分のお花、咲かせてください。

春から幼稚園に上がる娘への気持ちです。
大切な今年のひな祭りに、ブルームさんの素敵なブーケと写真が撮れて、とってもよい記念になりました。
ありがとうございました。



思春期真っただ中の次女と 日々格闘して、気持ちがこわばっている私の心が ずいぶんほぐれました。

大きくてもいい。
小さくてもいい。
どんな色でもいい。

次女が生まれた時、きっと私もこう思っていたはずなのに。

知らず知らずのうちに、

「こうなってほしい」とか、「あんなふうになってほしくない」から、

「こうならなきゃいけない」、「あんなふうになってはいけない」に変えてしまった、がんじがらめにしてしまっていたのは、私なのかもしれない。


母として、見守り隊にならないといけないね。



20周年は、こころにきざむ記念日になりました。






3月6日